【出】4/6(木) バイトS、移住計画確認その1確認後
4/6(木) バイトS、移住計画確認その1確認後
バイトS 8-15
4/5 移住計画確認その1確認後
随分とその気になり、Wさんに公図、建築確認書を取得してもらう。
長いつきあいのある銀行へも行き、再度その場所確認に向かう。
その土地は本当に自分好みで、小さな山の上、日当たりもよく、静かで穏やか。
この道をあがった右上。
わかったこと2つ。
長い間空き地だったことで、
周辺で畑作業をしている人たちが自主的に山を手入れし、
鶏を飼育し、子どもたちを遊ばせるなど、
ほとんど自分たちのもののようになっていたらしい。
自主手入れをしていた男性の1人が駆け下りてきて、そんな話をはじめた。
どうぞ仲良くしてくださいと、ここを石垣にしてこーしてあしてと、
ログハウス造りのプランニングもはじめた。
この場所に関係するこういう男性が、少なくとも2人以上はいるということ。
山の上にあるため、水道施設がない、
なので、この土地と一緒に売られている、
山下にある倉庫脇から水道をひいてくる計画をたてていた。
そして、この山下にある倉庫は、
この土地の前前所有者である地主住宅と隣接している。
現在はこの土地の所有者ではないが、
挨拶をしなければと、この隣接する地主宅へ伺う、と、
60歳中頃の女性1人がでてきた、
彼女にこの土地とこの倉庫の購入を検討していると伝える、
すると、水道をつくったのは自分たちで、
メーターも自分宅と一緒になっている、
なので、水道配管の分離が必要になり大工事が必要だという。
さらに、倉庫につながるスロープがあり、
確認書類では神奈川県所有と記載されているにもかかわらず、
地主たちのものだから、このスロープを使わず階段を作らないと、と、主張する。
そして、自分たち(地主夫婦)が800万かけて作った倉庫に、
夫と自分が住むのだと勝手に解釈し、
いい素材をつかって800万かけた倉庫だから、ね、
でも、水道は自分たちのものだから、ね、
水道を分離するのはお金もかかって大変だわよ、
それから、倉庫前で水を使うことになったら、
こっちへは水がこないようにしてもらわないと、
でも、若い人が来てくれたら嬉しいわぁ、、、、と、繰り返す。
その姿は、とてもとてもおぞましく、言葉としてはないけれど、
金をよこせ、金をよこせ、金をくれたら、水とスロープを使わせてやる、
という気持ちがじっとりと、伝わってきた。
この前前所有者だった地主女性と話をした後、
夫と自分、げんなんり、がっくりと無言になり、
だめだね、これは、と、夫、が、言った。
自分はそれでもどうにかしたいと少し、想、
けれど、あの、悍ましい地主女性の話しぶりを思い出して、やめようと、決。