【出】6/3(土) 休日、夫・谷田部、姉崎等『クマにあったらどうするか』完読
6/3(土) 休日、夫・谷田部、姉崎等『クマにあったらどうするか』完読
休日、夫は谷田部。
●姉崎等『クマにあったらどうするか』完読。
私の生活は、山があって川があってクマがいて、
それで生かしてもらったようなものですよ。
12歳から77歳までアイヌの狩人だった姉崎等さん。
クマにあったときの対処法はもちろん、
“クマが私のお師匠さん”
“クマと共存するために”
“クマと生きている意味” 等々と、
山での実体験からくる“生”に対する共存の眼差しと思想が奥深く素晴らしい。
“カラスとアイヌ民族との助け合い”
山ガラスというのは、町に暮らしている町ガラスとは違うんですよ。
町ガラスというのは人にばっかり頼って暮らすけど、山ガラスというのは人に頼らないで山の中で虫を捕ったり自然の中で生活しているから多少違うと思います。クマ撃ちのハンターがクマを獲ると肺臓だけは残します。肺臓といってもかなり大きいから、その大きいのをそのままでは絶対に置かないんですよ。必ずカラスが食べやすいように細かく切って木の枝にていねいに刺しておく。するとそれぞれのカラスに一口ずつでも当たるようになる。
クマのハンターが歩いたあとには恩恵が残るんだということが習慣的になっているので
カラスが鳴くんだと思います。どんなものがいてもその上ではカラスが騒ぐようになります。
国が木を伐る
死んでいる山(針葉樹の植林)
ルールを守るクマ、守らない人間
考えさせられる内容が多い。
姉崎さんのすすめる「クマにあったらどうするか」10カ条
●関連本で読みたいもの
『森が消えれば海も死ぬ』
『イマドキの野生動物』
●本日は掃除洗濯、午後から図書館予定。
●初期のRCサクセション・シュー、かっこいい、すごい。
●谷田部から戻り倉庫へ立ち寄っている夫から電話。
横浜開港祭の花火がみえてるよ、と。
スクーターで倉庫上の野菜直売所付近まで。
風が吹いて花火がきれいにみえている、
ここに住んで知ったような気持ちになっていたけれど、
こんな風にみなとみらいの花火がここから見えるなんて、
今日、初めて知る。
なんだか、ほんわりと幸せな気分、な、夜。